解析結果として、変形図、要素応力、シェル面表裏面応力を示す。
変形図は、節点の移動量を示すもので、ここでは荷重方向に対応した
値(変形量)を示す。
応力図は各要素に生ずる応力(面内力:Memblem X,Y,XY)、(面外曲げモーメント:Bending X,Y,XY)、および要素応力より得られる主応力、主曲げモーメントから導かれる要素上下面応力を示す。
面内力は、単位幅における断面力(kgf/cm)、面外曲げモーメントは単位幅における曲げモーメント(kgf・cm/cm)を表わす。
要素上下面に応力は、単位面積あたりの応力度(kgf/cm2)を表わす。
断面力=N kgf/cm、面外曲げモーメント=M kgf・cm/cmである場合、
表面応力は、N/t、M/(t2/6)より導かれる。
表面応力は、主応力方向にベクトル表示されるため、曲面に生ずる応力の流れが表される。又、表裏面応力をもとに、直応力、曲げモーメントを逆算することで、シェル面の強度設計用資料が得られる。