〔支持反力〕
梁ABを棒になぞらえ、A端を支持している様子を図-3に示す。
図-3(a)
図-3(a)は、しっかり握りしめることにより、棒の先端に加わる荷重
Pを支えている状況を表す。
図-3(b)は、棒の端部をつまんでいる状況。
図-3(c)は、人差し指に乗せている状況である。
図-3(b)、(c)はいづれも、先端に加わる荷重Pを支えることはできな
い。
図-3(a)の状況において、手に生ずる力が支持反力であり、手首は下
方に動かず、かつ回転しない。これは、棒ABが動かないこと、結果と
して荷重Pを支えていることを表す。
荷重P:鉛直方向の力
支持反力 ①荷重Pを支える
②荷重Pによる回転力に抵抗する。
*回転力:B点に加わる荷重Pによって、
A点においてP×ℓの回転力を生ずる。
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