解析結果として得られる、面内力、曲げモーメント、および縁応力について、Femapにおける、認識についての詳しい説明です。
Membrane Force X,Y,XY、Bending Moment Mx,My,Mxyは、要素座標(要素の軸方向)に対応しており、要素(Element)は節点(node)にて定義される。平面要素(平板要素)が節点A、B、C、D(3角要素の場合A、B、C)で与えられる場合、A点→B点がX方向、それに直交する方向がY方向とされる。
曲げモーメントはA点→B点の方向にダブルアローを置くことで曲げモーメントの方向が決定する。
これら、X、Y、XY、および、Mx、My、Mxyをもとにモールの応力円を描き、主応力方向、主曲げ方向を導き関連して表裏面応力を、主応力方向とそれに直交する方向に表示される。有限要素法プログラムシステムの機能の一つとされており、これについては、試行計算を行ない確かめています。
尚、要素の表裏は節点A、B、C、Dが描く回転(右回り、or、左回り)をもとに、右ねじの法則にしたがった方向の先端側がTop面、元端側がbottom面と定義される。
以上、解析結果に従って得られる要素表裏面応力(縁応力)をもとに、設計用応力を導いて、強度計算を行なう。