1.はじめに

弊社が扱っているシェル構造の建築物の、構造計算過程を

簡単な例題モデルを使い、順を追って説明致します。

 

構造解析は、

応力・変位解析は汎用型有限要素法プログラム Femap with NX Nastran を用いて行っています。名称にある NX Nastran は米国宇宙局(NASA)にて開発された汎用型構造解析プログラムであり、これを、I/Oインターフェイス( Femap )を通して活用します。

※本稿はFEMAP、version 10.3.1を使用してます。

 

また、本稿では、応力解析、および応力計算を重力単位系にて行います。

以下に示す換算により、国際単位系に対応しています。

 

 質量1kg 重力加速度 10.0 m/sec2とする。

 よって、1kgf = 9.8N(≒10.0N)

 ただし、応力解析、強度計算(配筋計算)においては、

 10N = 1kgf換算にて計算を行う。

 以下主要な換算例を示す。

 1tf = 10kN

 1tf・m = 10kN・m = 10000000 N・mm

 1kg/cm2 = 0.1 N/mm2

 

 

 

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