有限要素法応力・変位解析においては、構造モデル(架構条件、支持条件、荷重条件)の解析結果として、個々の要素に生ずる応力が導かれる。
個々の要素に生ずる応力に対して、それぞれ必要板厚を求め、構造体を再構築すると、それぞれの部位において、抵抗するべき応力が特定されることとなり、構造体としての力学特性が表現される。
平板要素における応力の内、面内力(直方向応力・せん断力)、および、面外曲げモーメントに対する必要板厚を求め、有限要素法パッケージプログラムの機能を用いて、変断面構造として表示する。
・必要板厚の逆算プロセス
対応応力と、断面逆算のための許容応力について
要素応力すべてを対象とし、それぞれの許容応力度に対する必要板厚を求める。
逆算プロセス:【_1-6_】 許容応力度 ft :引張強度
ftb :曲げ引張強度
fc :圧縮強度
fs :せん断強度
面内力を対象とし、圧縮or引張の許容応力度に対する必要板厚を求める。
逆算プロセス:【_axis_】 許容応力度 ft :引張強度
ftb :********
fc :圧縮強度
fs :********
面外曲げモーメントを対象とし、曲げ許容応力度に対する必要板厚を求める。
逆算プロセス:【_bend_】 許容応力度 ft :********
ftb :曲げ引張強度
fc :********
fs :********
面内せん断力を対象とし、せん断許容応力度に対する必要板厚を求める。
逆算プロセス:【_shear_】 許容応力度 ft :********
ftb :********
fc :********
fs :せん断強度
———————– sample ——————-
計算例のタイトル名
モデル名 _【1-6】ft – ftb – fc –fs – 1
モデル名 _【axis】ft – ftb – fc –fs – 1
モデル名 _【bend】ft – ftb – fc –fs – 1
モデル名 _【shear】ft – ftb – fc –fs – 1